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レスポンシブ・デザインって何?いまさら聞けないウェブ用語
2015年7月29日 ウェブデザイン
ここ数年のスマートフォンやタブレット、スマートテレビなどの急速な普及は、ホームページの構築手法にも影響を与えました。特に日本でもスマートフォン普及率が50%を超え※、ホームページを作成する際に、スマホサイトを作成することが必要不可欠な要件となっています。
それまでのモバイル対応は「sp」や「m」などをURLに加え、モバイルサイトを別のページまたはサイトで管理しデバイスからのアクセスを判別し表示先を振り分ける手法が取られてきました。
モバイルサイトを別のページまたはサイトで管理している例:
Yahoo! JAPAN
・PCからのアクセスはwww.yahoo.co.jp
・スマートフォンからのアクセスはm.yahoo.co.jp
デバイスによって表示されるページ/サイトが振り分けられています。
サーバーやデータベースの設定、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入などで、別ページまたはサイトを一元管理できる仕組みはあありますが、構築するためには知識や技術が必要となるため、作成するのは大変です。
レスポンシブ・デザインの特徴
レスポンシブ・デザインはデザインをデバイスによって変更するのではなく、表示しているインターネットの画面幅によって表示内容を変更する手法です。
レスポンシブ・デザインの主な特徴としては以下の3つが挙げられます。
1.画面幅の変更によりレイアウトが最適化されるためデザイン効率が良い
2.デバイス別にページを作成する必要がないため管理が楽
3.全てのデバイスから一つのURLにアクセスするためSEO対策に最適
現在も多くのホームページ管理システム(CMS:コンテンツ・マネジメント・システム)でスマートフォン表示を別ページまたはサイトで管理しているものが多い中、Wepage Siteはページ管理・作成・表示全てをレスポンシブ・デザインで「一つの画面で」表示できる最先端のシステムと言えます。
スマートフォンからのGoogle検索結果にも影響
2015年4月21日、Googleが自社の検索エンジンに全世界的に「スマートフォン対応(モバイルフレンドリー)」を含むアルゴリズムを適用しました。
スマートフォンからGoogle検索をすると、モバイルフレンドリーのウェブサイトはGoogleのモバイル検索結果に「スマホ対応」というラベルが表示されています。
このアルゴリズムの適用によって、ホームページがモバイル フレンドリーかどうかをランキング要素として判別し、検索結果にラベル表示をするため、モバイル端末からのGoogleの検索結果に大きな影響を与えるだけでなく、モバイルフレンドリーではないホームページはスマートフォンからアクセスされることが少なくなると見られています。
参考:Google|ウェブマスター向け公式ブログ(2015年2月27日)
レスポンシブ・デザインはモバイルサイトとPCサイトの両方が一つのURLにまとめられることにより、スマートフォンからアクセスする人のユーザビリティをあげるだけでなく、検索エンジン最適化(SEO:Search Engine Optimization)対策になるばかりか、更新作業の手間を1つのページまたはサイトに一元化できる画期的な技術となります。
古いインターネット・ブラウザに対応していなかったり、モバイルサイトとPCサイトの両方のデザインを読み込むため、デザインによってはページ表示に若干時間がかかる場合があるなど、課題もあるとされていますが、進歩が著しいウェブ技術や端末・通信技術によって、今後さらに有効な技術になっていくことでしょう。
Wepage Siteでつくるホームページは最先端のレスポンシブ・デザインにより自動的にモバイルフレンドリーに最適化されますので、デザイン・管理もかんたんです。
早速お好みのデザインを選択して、モバイルフレンドリーなホームページを自由に作りましょう!
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